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神楽【厳島(いつくしま)】
のあらすじ

 
この創作神楽は、厳島縁起と厳島神社を建
立した平清盛の物語です。  
今から千四百年の昔、須佐之男命を御親と
する市杵島姫(いちきしまひめ)を含む三女
神は、 国家鎮護を願い筑前宗像(ちくぜん
むなかた) の地から国の中央をめざして瀬
戸内海を東に向かいます。
やがて、気高い山のある美しい島に辿りつ
き、この荘厳な地に鎮ります。  
その後、この島は厳島と言われるようにな
ります。  
平安時代も終わり頃、安芸守(かみ)となっ
た平清盛は厳島に参拝し、 霊験の灼(あら
かた)な厳島を平家一門の守護神とします  
このご神徳により清盛は、平家の棟梁から
太政大臣という天下人へと大出世し、平家
一門の全盛期を築きます。  
『清く盛(さか)えよ清盛』と育てられ、天
運によって『この世の春』と謳歌する清盛
は、平安建築の粋を極め、瀬戸内海の風景
も取り込んだ壮大な厳島神社を建立したの
です。  
その頃出世の道々、葬(ほうむ)り去った政
敵の僧侶・公家・源氏の怨霊が清盛を襲っ
てきます。  
この怨霊は、陰陽師と清盛の四男・ 知盛(
とももり)の助力を得て祓うものの、 清盛
は次第に熱病に侵され帰らぬ人となります。   
清盛の死と共に時代は大きく変わり、平家
一門は、壇ノ浦で滅亡します。  
清盛の妻・二位の尼時子は、幼き安徳天皇
をかかえ『波の下にも都(みやこ) は候(そ
うろう)ぞ』の言葉と共に入水します。  
数年の後に、時子の骸(なきがら)が厳島の
岸へ流れ着きます。

厳島(いつくしま)/琴庄神楽団さん(北広島町豊平地域)が上演
ーショーは迫力の現在効果音は付けていません    横画面でのフルスクリーンを推奨致します
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